TOP PAGE > CCBOX(電線共同溝)とは? > 無電柱化推進計画

国土交通省と関係省庁、関係事業者は2004年4月に電線類地中化推進検討会議を開催し、無電柱化を推進するための計画として「無電柱化推進計画」平成16年から20年までの5ヵ年で約3000kmをとりまとめています。
無電柱化推進計画のポイントは以下の通りです
1.市街地の幹線道路の無電柱化は5年間でほぼ倍増
- 市街地の幹線道路を無電柱化し、市街地の幹線道路の無電柱化率を9%から17%へアップ
- 政令指定都市、道府県所在地等の主要都市においてまちの顔となる 道路の無電柱化率を48%→58%へ向上
2.歴史的景観地区等で面的整備に本格着手
観光立国等の観点から、歴史的街並みを保存すべき地区など面的整備対象地区約400のうち約7割の地区で整備に着手
【 面的整備対象地区 】
- くらしのみちゾーン
- 重要伝統的建造物群保存地区等
- バリアフリー重点整備地区
- 既成市街地等の区画整理事業
- 再開発事業地区
- 防災上、整備の緊急性が高い密集市街地
3.無電柱化を推進するため、コスト縮減と技術開発を推進
- 同時施工
都市部のバイパス事業、拡幅事業、街路事業、土地区画整理事業、市街地再開発事業、バリアフリー化事業に併せて、電線共同溝等を原則同時施工するものとする。その際には、計画のなるべく早い段階から調整を行い円滑な事業実施を図るものとする。 - 浅層埋設方式の導入
従来よりコンパクトで簡便な浅層埋設方式を標準化するものとし、掘削埋め戻し土量の削減等により概ね2割のコスト縮減を目標とする。 - 既存ストックの有効活用
既設の地中管路について、管路所有者と協議の上可能で有れば、電線共同溝等の一部として活用するものとする。 - 地中化以外の無電柱化手法の導入
非幹線道路を中心に、軒下配線・裏配線等の手法も導入し、無電柱化するものとする。 - 歩道が狭い、あるいは無い道路の地中化を進めるため、柱状型トランス等の技術開発に着手
詳しくは以下を参照願います。 http://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/chicyuka/20040414/s1.html